ツバキ 椿
分類: ツバキ科ツバキ属の常緑中高木、
学名: Camellia
分布: 本州、四国、九州、アジア東部と南東部
開花期: 10月~5月(品種により異なる)
耐寒温度: -5~5(品種により異なる)
樹高: 5~15m
栽培敵地: 東北地方中部以南
適潤な肥沃な土地でよく育ち、成長は遅いが、耐陰性、耐潮性が強いので海岸地方に多い樹木です。
丈夫な性質の樹木で、自然の中でも多彩な色、八重咲き種があり、交配しやすいことから多くの園芸品種があります。
各地にツバキの名所があり、自生種の伊豆大島、高知県足摺岬、長崎県五島列島、などには群落があります。
また青森県平内町の椿山と秋田県男鹿(おが)市の能登(のと)山は「ツバキ自生北限地帯」として国の天然記念物に指定されています。
また、各地のお寺などにはよく知られた椿があり、大木は県の天然記念物になっているものも数多くあります。 椿の育て方
椿は常緑樹で暖かい地方に分布するものが花の咲いている季節でも移植ができます。
半日陰の排水のよい所を好み、過湿な所では根腐れをおこすので、盛り土をするか、溝などをつくり排水をよくしてから植えてください。
耐寒性もある丈夫な樹木ですが、北海道での栽培はできません。
また、暖地性の品種はもっと温かい地方でなければ植栽できないものもあります。
病害虫
椿やサザンカの仲間にはチャドクガが産卵することがあります。
4月下旬から6月上旬と7月上旬から9月上旬に発生し、卵から孵った幼虫は一塊になって葉の裏側の葉肉を食害します。
葉が白い絣のように見えますのでこのとき気づくと葉とともに虫を殺すことができまず、大きくなると全体に広がるので、殺虫剤散布となります。
幼虫は脱皮を繰り返すので、抜け殻の毒毛が木に残り触れるとかゆみを生じるので注意が必要です。
食害性害虫の説明はこちらです。
ツバキは常緑ですが、花後の春には古い葉を落とします。木の葉は病気のように見えます。
ある種の菌に犯されているわけですが、落葉する葉を雑菌から守る必要が無くなったとも考えられます。落葉後は新芽が出て綺麗になります。
椿 絵日傘(学名) Camellia japonica Ehigasa
(樹高) 3~4m
(開花期) 2月~4月
(利用) 庭植え、鉢植え
(栽培敵地) 東北地方以南
愛知県で古くから栽培されていた椿で、八重 抱え咲き 筒しべの中輪。
「絵姿」の自然実生で、1962年に佐藤稔氏によって発表された。
花は木が大きくなると咲き分けること事が多く、単色の花も見られることがあります。枝変わりに「晴姿」「白絵日傘」「百路の絵日傘」「紅傘」「慶雲」などがあります。
木の状態は季節によって変化いたします
233c-u
ツバキ mi ya
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